子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)の接種を希望される方へ

公開日:2022年03月24日

更新日:2023年03月04日

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子宮頸がん(HPV)ワクチンは、平成25年6月から積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨の差し控ている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4年4月から、他の定期接種を同等に個別の勧奨を行うこととなりました。

接種を希望する場合は、厚生労働省のリーフレット(下記添付資料)を参考に効果と副反応を十分に理解した上で接種してください。

 

9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について

現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)の3種類があります。

このうち、サーバーリックスとガーダシルは、定期接種として公費で受けていただけます。

シルガード9は、令和5年4月から定期接種を開始できるように準備をしています。

 

子宮頸がんとは

ほとんどの子宮頸がんは、性交渉によるヒトパピローマウイルスの感染が原因となっています。ヒトパピローマウイルスには、子宮頸がんを起こす15種類ほどの種類があります。

子宮頸がんワクチンとは

がん発症を予防する2種類(子宮頸がんを起こしやすいタイプ16型・18型)が入っています。(2種類以外の感染の予防はできません)ワクチンにより全ての型を予防することができませんが、ワクチンを接種し、20歳以降定期的に子宮頸がん検診を受診することでほとんどの子宮頸がんは予防できると言われています。子宮頚がんワクチンには、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があります。2種類のワクチンから1種類を選択して接種することになっています。

​​​​​​​子宮頸がんワクチン対象者(定期接種対象者)

対象者

・接種時に田尻町に在住する小学校6年生~高校1年生相当の女子

接種方法

・対象者の方には、4月に予診票を送付しております。予診票をお持ちでない方は、母子健康手帳を持参し、健康課窓口へお越しください。予診票を発行します。

 

子宮頸がんワクチン(キャッチアップ接種対象者)

キャッチアップ接種とは

・積極的な勧奨の差し控えにより定期接種の機会(対象者年齢:小学校6年生~高校1年生相当の間)を逃した方に改めて、HPVワクチンの接種の機会を提供します。

対象者

下記の2つの条件を満たす方

・平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性

・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方

接種方法

・HPVワクチン接種の田尻町の予診票を事前にたじりふれ愛センター(健康課)まで取りにお越しください。(母子健康手帳が必要です。)

その他

・償還払いについて

積極的勧奨の差し控えにより定期接種の機会を逃した方で定期接種の対象年齢を超えてHPVワクチンの接種を自費で受けた方については、該当接種の費用を助成する

接種場所

・下記の「予防接種実施医療機関一覧」を参照してください。

​​​​​​​注意事項

接種の際は、必ず接種後の副反応について理解した上で接種するようにして下さい。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 
〒598-0091
大阪府泉南郡田尻町嘉祥寺883番地1
電話:072-466-8811
ファックス:072-466-8841
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