帯状疱疹について
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帯状疱疹とは
水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。
感染経路
神経に潜伏感染していた水痘-帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus:VZV)が原因で起こります。
症状
皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って、水疱が帯状に出現します。
通常、皮膚症状の出現2~3日前から痒みもしくは痛みが出現し、初期は皮膚が赤く腫れます。1週間程度経過すると、水疱が多発するようになり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状も出現するようになります。
通常2~4週間で水疱が破れて痂皮化し、皮膚症状が正常に戻ります。
治療
抗ウイルス薬の投与(アシクロビル、バラシクロビルなど)を行います。より早期に使用すると効果が高く、重症例では入院して点滴治療を行います。水疱が破れた際は、化膿防止のため塗り薬を併用します。
予防ポイント
免疫力が低下しないように、普段から健康的な生活習慣を保つことが大切です。食事のバランスに気をつけ、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。
ワクチン
50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。(田尻町では、帯状疱疹ワクチンの接種費用助成は行っておりませんので、任意予防接種をご検討ください。)
この記事に関するお問い合わせ先
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公開日:2023年05月26日
更新日:2023年05月26日